「あれ?」
「おお、目を覚ましたかジョー」
すぐそばに居た人物に話かけられた。
「覚えてないか…。お前は成層圏で大魔神を破壊したしたんだぞ」
「そうだった…」
と答えてはっとしたのを感じたブリテンは、
「ジェットならもう先に目を覚ましているぞ」
と答えたブリテンの目にはうっすらと涙をためていた。
「そうか…」
と答えたジョー。その後なおブリテンは言葉を繋げる。
「良かった…。俺の誕生日にお前が目を覚ましてくれて…もし目を覚ましてくれなかったら最悪の誕生日になったかも知れないからな…」
「ブリテン…」
「博士を呼んでくる…。皆首を長くしてお前が目を覚ますのを待っていたからな…」
その後ジョーは博士の診断を受け、もう少し眠るように言われその夜、ジョーの寝室にテーブルが運び込まれ車椅子のジェットを含め、全員が集まりブリテンの誕生日祝いとジョーの意識が回復したお祝いのパーティが開催された。
ブリテン誕生日おめでとう。ジョー良かった、意識が戻って良かったと皆口々に喋りかけてきた。
その日、意識が回復したばかりのジョーを気遣いそうそうに終わったが、ジェットとジョーを除いた面々は二次会、三次会になだれ込んていった。
酔っぱらってぐでんぐでんになったブリテンに苦笑しながら彼を自室に運び込まれ会はお開きになった。
終わる